こんにちは、えとかしです。
「分かりやすく書けたと思ったのに、反応がない」
「丁寧に書いたはずなのに、読まれて終わり…誰も動いてくれない」
そんなモヤモヤを感じたこと、ありませんか?
私も副業でインスタ運用代行を始めたばかりの頃、
5時間かけて作った渾身の投稿がありました。
ターゲットも、言葉もすごくすご~く考えて、
何度も何度も見直して、やっとの思いで「これだ!」と思って投稿。
でも——
読まれている数は増えているのに、
いいねが2件。コメントはゼロ。保存もゼロ。
あのときの「え?なんで…?」というショックは、今でも忘れられません。
「分かりやすく書けたはずなのに、なんで読まれて終わりなの?」
あまりにショックで、何度も更新ボタンを押してしまいました(笑)
実はこの「分かりやすく書く」段階で止まってしまう人、とても多いんです。
さすが!色々と調べていますね✨
私も副業でブログやSNSを始めてから、
「セールスライティングって必要かも…?」と思い、ネットで調べてみたことがあります。
そこに出てきたのは、
PREP法、PASONAの法則、QUESTフォーミュラー……
横文字のいろんな“セールスライティングの型”が出てきて、
「どれを使えばいいの?」と大混乱。
なんとなく型の名前は覚えたけれど、
結局どれがその文章に合ってるのか分からなくて、
選びきれず、そっとパソコンを閉じたこともあります(笑)
でも今なら、はっきり言えるんです!
セールスライティングは、“型”を知るだけでは成果につながらない。
本当に大切なのは、相手の心に届く文章の流れなんだと。
この記事では、
✔️「読みやすい文章をブログ・SNSで発信してもなぜか反応がない」
✔️「セールスライティングの型は知ってるけど、どれをどう使えばいいか分からない」
そんなあなたに向けて、
相手の心を動かすための”はじめの2ステップ”を、
わかりやすくお届けしていきます。
えとかしってどんな人?
3人の子どもの教育費が足りないかも!
そう危機感を感じ、事務員をしながら副業で月収10万円達成、
その後、「自分の働き方もステップアップしていきたい」と思い立ち現在は在宅フリーランスとして活動中。
このブログでは、副業で月10万円を達成するまでの道のりを経験談を交えてお伝えしたり、
在宅フリーランスとして月収30万円を目指す過程についてお届けしています!
【9割が誤解】文章力だけじゃ売れない。カンタンに購入につながるセールスライティングとは?
これまで、読みやすい文章を心掛けましょう。と学校で教わったことはあっても、
人の心を動かす文章、セールスライティングについて学ぶ機会はほとんどなかったと思います。
そうそう。「行きたい!」「買いたい!」「やってみたい!」
そんな気持ちにする文章、書いたことないよ…
そう思った人は、実はあなただけではないんです。
実は、読みやすい文章≠心に響く文章なんです。
「伝える」文章と「動かす」文章の決定的な違いとは?
たとえば、学校でよく書いた「感想文」と、映画の「予告編」。
この2つの文章の違いって、何だと思いますか?
これまでたくさん書いてきた感想文やレポートは、
主語が「私」ですよね。
たとえば、
「私はこう思いました」「私はここに感動しました」と、
自分がどう感じたかを書く、
いわば“内向き”の文章になります。
一方、映画の予告編はどうでしょうか?
正解です!
映画の予告編や、映画のポスターや公開前のチラシを思い出していただくと分かりやすいのですが、
これらを観たり読んだりしたあと、
「面白そう~観てみたいな!」
と、自然と思ったことはありませんか?
はい、こちらも大正解です!
この映画の予告編は映画を作るときに考えたターゲットに対して、
「この映画、見たい!」と思わせるように設計された“外向き”の文章なんです。
この違いのポイントは見ている目線です。
感想文は自分の気持ちを整理するもので
予告編は“相手を動かすための言葉”でできています。
この違いは大きいですよね。
セールスライティングはまさに
「私はこう思った」ではなく、
「あなたの心をどう動かすか」を考えて書く。
相手の心を動かす文章なんです。
初心者がまず身につけたいセールスライティングの基本型【PREP法】
セールスライティングを調べると、たくさんの型がでてきてびっくりした事ありませんか?
PREPの法則から学ぶのをおススメします。
PREPの法則とは…
結論→理由→例え話→結論
この順番で書く文章の型。分かりやすい文章の代表例です。
そこでポイントになるのは、
冒頭の結論です。
この結論は、「タイトル」とも言えます。
今の時代はみなさんお忙しいので、
タイトルが魅力的でないと、読んでもらえませんからね…
このタイトルには人間がついつい惹かれてしまう欲求をいれていくのがポイントです。
それは、
- ラスト1点!
- 限定30個!
- 誰でもカンタンにできる
- 1分でできる〇〇
といった内容です。
理由のついては、「なぜならば」や、「どうしてかと言うと」と、就けると言いやすいですよね。
その後に、それに合ったたとえ話を付け加えてあげると、
よりグッと信頼度は高まります。
この構成は初心者でも使いやすく、「分かりやすく伝える」が叶う型とも言えますね!
ただし、“読者の感情を動かす”という点ではやや弱め。感情を動かす部分を注目したい時は次の型を使っていきましょう!
PREP法はこんなときにおすすめ!
「まず伝えることが目的」のとき
主に“情報提供”や“意見の整理”をしたいときに使う
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SNSでサクッと読みやすい投稿をしたいとき
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ブログで自分の体験や考えをわかりやすく伝えたいとき
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読者の納得を得たいとき(論理的な説得)
「お願いされる人」になるセールスライティング【QUESTフォーミュラー】
「この人にお願いしたい」
そんな言葉をもらえる文章には、ちゃんと理由があります。
それは、単に文章が分かりやすいとか、
情報が整っているということではなく、
“心の流れ”に沿って書かれているかどうか。
ここがポイントになります。
人の気持ちはそれぞれ違うのに、
型にはめて本当に気持ちがうごくの?
私もこの法則を知った当初、かなり不思議に思っていました。
何度もQUESTの法則に従って文章を書いていって、
気が付いたことは
「型にはめた文章をかくこと」が“心を動かすこと”ではありません。
でも、
「型を知っていること」が“心を動かす言葉”への最短ルートになる。
っていうのが、私の答えです!
なぜQUESTのような“型”が必要なの
私たちは文章を書くとき、
つい「自分が言いたいこと」から書き始めがちです。
このブログを書き始めたときも、自分の考えたことをまとめる文章を書く事ばかり考えていました。
でも、実際にこのブログを読む読者は
自分とはまったく違う背景・価値観・タイミングで
この記事を読んでいますよね。
だからこそ、
「まず相手の目線に立って、考える。
相手の心の流れに合わせて、言葉を届ける」
PREP法が「伝える文章」の型だとしたら、
QUESTフォーミュラーは「動かす文章」の型。
読者の気持ちを少しずつ動かして、
「この人にお願いしてみようかな」と思ってもらえる、
感情の流れを設計する方法なんです。
QUESTは「型」ではなく「感情の地図」
-
「Q:あなたに関係ある話ですよ」→“読む理由”を与える
-
「U:悩みわかります」→“わかってくれる”で安心
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「E:こう考えてみませんか?」→“視点”が変わる
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「S:一歩踏み出したくなる言葉」→感情を刺激
-
「T:具体的な行動の提示」→“よし、やってみよう”に繋がる
この流れって、実は実際の会話でも自然にしてることなんですよね。
友人の悩み相談に乗ったりするとき、こんな風に話を聞いたことはありませんか?
そうなんです!
この共感が大切。そして、新しい視点を提示すると、共感の後はひとってすんなり受け入れてくれたりするものなんです。
ただ、文章になるとバラバラになりやすいから、あえて順番に“並べてあげてる”だけ。
感情を「支配する」ためではなく、「寄り添う」ための順番
人の気持ちは確かにひとりひとり違います。
だからこそ、型の目的は
相手の気持ちを感情をコントロールすることではなく、
「どんな感情の順番をたどってもらうと、自然に納得してもらえるか?」
を考えるための“地図”なんです。
なので、「この型通りにすれば売れる」じゃなくて、
✨「この順番で届けると、相手が気持ちよく理解しやすい」
という“読者への気遣いのかたち”としてQUESTを使う。
それが、心を動かすセールスライティングの出発点だと思っています。
QUESTフォーミュラーはこんなときにおすすめ!
「読んだ相手の心を動かしたい」とき
💡“行動につなげたい”投稿や記事に効果的!
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商品・サービスの紹介をしたいとき
-
申し込み・予約など行動につなげたいとき
-
自分を選んでもらう理由を、自然に伝えたいとき
PREPとの違い、使い分けのポイント
✨「伝えたいことがあるならPREP」
✨「相手に動いてほしいならQUEST」
NSで体験や意見を伝えたいとき | PREP法 | 簡潔で読みやすく、意見が伝わりやすい |
自分のサービスを紹介したいとき | QUEST | 読者の感情→行動へ導ける流れが作れる |
読者に「お願いしたい」と思ってもらいたいとき | QUEST | 共感→信頼→行動が自然につながる |
【体験談】セールスライティングが書けるようになると】
副業でインスタ運用代行を始めて、しばらく経った頃のこと。
投稿は定期的にしていたし、キャプションも丁寧に書いていました。
「これだけ伝えたら、きっと伝わるはず」って思っていたのに——
いいねは応援してくれる同業者だけ、保存ゼロ、コメントなし。
それが何日も続いて、正直、心が折れそうでした。
「どうして伝わらないんだろう?」
そう思って初めて、“伝え方”そのものを見直すことに。
学んでいく中で出てきたのが、
PREP法やQUESTフォーミュラーという“型”。
最初は正直、「そんなふうに型に当てはめて、本当に心って動くのかな?」って疑ってました…
でも、まずは素直にやってみる!
思い切ってやってみようと決めたんです。
まずはPREP法で、自分の考えや気づきを整理して書いてみることに。
すると、「文章が読みやすい」「分かりやすいですね」と反応をもらえるように…!
ちょっとずつ、“届いてる感覚”が戻ってきました。
そしてさらに、
QUESTフォーミュラーを意識してリールを作ったとき——
一気に反応が変わったんです。
初めての“問い合わせDM”が、立て続けに入った。
同じように投稿しているはずなのに、なぜこんなにも違うのか。
それは、
“書き方の型”と“読者の心の動き”を意識していたかどうか。
丁寧に書くだけじゃ、届かない。
でも、“どんな順番で気持ちが動くか”を考えて届けると、
ちゃんと相手の中に残る。
この経験が、私にとって
「セールスライティングは“売るため”じゃなく
伝わって選ばれるため”のものなんだ」
って思えるようになったきっかけでした。
【まとめ】売れる文章=テクニック × 心を動かす“言葉の力”
どれだけ丁寧に書いても、どれだけ時間をかけても、
文章力だけでは、相手の心には届かないことがあります。
その理由は、ただ1つ。
“気持ちが動く順番”を意識できていないから。
文章には、伝える順番があります。
そして、人の心が動くにも、やっぱり順番があります。
だからこそ、
まずは「伝える」ためのPREP法、
そして「動かす」ためのQUESTフォーミュラー。
この2つは、“お願いされる人”になるための、絶対に覚えておきたい型になります。
型に慣れてきたら、
言葉の選び方を少しだけ意識してみてください。
相手の感情に届く“響く言葉”を使えるようになると、
反応率はぐっと上がります。
型 × 言葉。
この掛け合わせこそが、心を動かすセールスライティングの本質です。
次回は、
「どんな言葉を選べば“行動につながる”のか?」を、
初心者にもやさしくわかる「GDTの法則」を使ってお届けしますね。