「家事に育児、仕事…なんとかこなしてる毎日、
雑に生きてる感がどうしても気になる」
「子どもの病気や仕事が忙しくなるとすぐ生活が崩れる。
きれいな部屋も食卓も“続ける”のが一番難しい」
気づけばただ食べて寝て、働いてを「こなす」毎日に嫌気がさす…
でも、SNSには
- 子どもがいても整った部屋や手作りの料理が並ぶ食卓
- 子供とゆったりと過ごす日々や、ゆっくりとした時間
そんな生活が次々に流れてきて
「なんで自分にはそれができないんだろう?」と思っていませんか?
私も、同じように感じていた一人です。
でもある時、丁寧な暮らしの“特徴”を一つずつ見直していく中で、
「あ、これなら私でもできるかもしれない」と思える“本質”に気づきました。
今回の記事では、忙しい毎日を過ごしているあなたでも、
自分に合った“丁寧な暮らし”を無理なく続けていくためのヒントをお伝えします。
▷ 丁寧な暮らしの特徴をリスト化
▷ その特徴から見える“本質”とは?
▷ 継続できるルールづくりの考え方
「できない私」にがっかりせず少しずつ変わっていける。
そんな実感が得られる記事になっています。
ぜひ、最後まで読み進めてみてください
丁寧な暮らしの特徴とは?
丁寧な暮らしに、はっきりした定義はありません。
一般的には
毎日の生活を大切にする
家事や生活について「時間」と「手間加える」
が、特徴といえます。
よ区あげられるのが手作りの食品や、お風呂の入浴剤にこだわったり、部屋に好きな花を飾ったり。
現代の目まぐるしく変わる世の中の流れとは打って変わって
ゆったりとした「穏やかな時間」が流れ
日常の一瞬がとても輝いて見えるのが特徴です。
2010年代に生まれた「丁寧な暮らし」という言葉は、
コロナかで家にいる時間が増えたことでさらに再注目されました。
今でもSNS上でナイトルーティンやVログなどの日常を発信する中で
丁寧な暮らしが見えると「憧れ」の要素が強まるので、
SNS発信者もよく取り入れている「定番」の手法になりました。
定番✨丁寧な暮らしの特徴リスト〜30項目〜
「丁寧な暮らし」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
SNSや雑誌に出てくるような、整った暮らしの風景。
そんな場面を思い浮かべますよね。
実際に調べていくと
丁寧な暮らしにはこんな特徴がよく挙げられました!
🏠 暮らし・空間編
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朝起きたら窓を開けて空気を入れ替える
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布団やクッションを整えて一日をスタート
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季節の花やグリーンを飾る
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使ったものをその都度片付ける
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余白のあるシンプルなインテリア
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モノを増やさない意識(断捨離やミニマル)
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掃除をルーティン化(朝の掃き掃除など)
🍳 食事・台所編
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出汁を取る、旬の食材を使った料理をする
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手作りのお弁当・おやつを用意する
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食器にこだわり、器の美しさも楽しむ
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お茶を丁寧に淹れる時間をつくる
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食事はテーブルに並べて座って食べる
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台所を常にきれいに保つ(使ったらすぐ洗う)
⏳ 時間の使い方編
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朝のルーティン(白湯・日記・散歩など)
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SNS断ち/スマホ時間を減らす
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タスクの詰め込みすぎをやめて余白をつくる
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夜にキャンドルやアロマでリラックスタイム
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1日1つ「自分のためのこと」をする
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週末に翌週の予定をざっくり見直す
🧘♀️ 心と体を整える編
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マインドフルネスや瞑想の習慣
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体を冷やさないように湯船に浸かる
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日記やジャーナリングで気持ちを整える
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ストレッチやヨガなど軽い運動を取り入れる
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“自分責め”を手放す意識
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美容やセルフケアの時間を大切にする
📚 学び・内面編
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本を読む/知識を深める時間を持つ
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好きなことに没頭する趣味の時間
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SNSや流行ではなく“自分軸”で選ぶ意識
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丁寧な言葉づかいや感謝の気持ちを大切にする
コレを大切にすると、丁寧な暮らしの特徴がわかる
こうした特徴を見ると、
「なるほど」と思う反面
「コレ全部?私には無理……」
と、ちょっと一歩ひきたい気持ちになりますよね。
実際、これらの特徴は多くの方が実践していますが
「全部」と思ってしまうと、
忙しい私たちには、一気にハードルが上がりますよね…
でも、大切なのは「全部を完璧にこなすこと」ではなく、
「自分にとっての丁寧な暮らし」を見つけていくこと。
丁寧な暮らしの特徴からわかる💡 本質とは?目的って何?
あなたの
「丁寧な暮らしをしたい」と思ったきっかけってなんですか?
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忙しさに流されず、ひと呼吸つきたかった
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子どもに優しく接したいのに、余裕がなくて反省ばかり
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ごちゃごちゃした部屋を整えて、心もすっきりさせたかった
こうした“きっかけ”をたどっていくと、実は根っこにあるのは──
自分の心に余裕を持ちたい、
周りの人と穏やかに過ごしたい、
もっと笑顔で暮らしたい
という、とても優しくてあたたかな願いなんですよね。
周りの目線から“自分が心地よい”へのシフト
でも、それを叶えようとして「丁寧な暮らし」のイメージに飛び込むと、気づけばたくさんの“ルール”に縛られてしまっていることもあります。
-
ちゃんと朝ごはんを作らなきゃ
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花を飾って、季節を感じなきゃ
-
手作りのおやつを出せなきゃ
-
掃除は毎日して、いつも整っていないとダメ
本来、「自分を大切にしたい」「家族との時間を穏やかに過ごしたい」という気持ちから始まったはずなのに、
いつの間にか、「○○しなきゃ」「○○じゃないとダメ」と、“丁寧さ”に追われてしまう。
そうなると、丁寧な暮らしそのものが、心を整えるものではなく、自分を苦しめるルールになってしまいます。
丁寧な暮らしの本当のゴールとは?
もしかしたらそれは、「こうでなければ」という周囲の目線や評価に合わせて生きている感覚から来ているのかもしれません。
「これが丁寧な暮らしの正解なんだ」
「これくらいやらないと、ちゃんとしてるって言えないよね」
「人にすごいって思われたい」
そんな風に、“理想の暮らし”が、
「自分軸」ではなく「他人軸」になってしまっていると、だんだん苦しくなっていきます。
でも、丁寧な暮らしって本来は、
心がほっとする、自分のための習慣でいいはず。
他人の目やルールに縛られるのではなく、
**「自分にとって心地よいかどうか」**を基準に、丁寧さを選び取っていけたら。
そんな暮らしこそ、無理なく続けられて、あなたらしさも輝くはずです。
丁寧な暮らしの特徴からわかる💡 自分に合った丁寧な暮らしの3つのルール
自分に合った丁寧な暮らしの3つのルール
ここまで読んで、「なんだか丁寧な暮らしってハードル高そう…」と感じた方もいるかもしれません。
でも、大丈夫。完璧にこなす必要なんてないんです。
大切なのは、“自分に合ったやり方”を見つけていくこと。
この3つのルールに沿って順番に考えていけば、
周囲の目や「こうあるべき」に振り回されず、
**あなたらしい“ほっとできる暮らし”**が自然と見えてきます。
それでは、順番に見ていきましょう。
① 丁寧な暮らしってどんな姿?
あなたにとって、丁寧な暮らしってどんな姿ですか?」
雑誌やSNSで見かけるイメージをそのまま取り入れるのではなく、
自分が本当に心地いいと感じる姿”**を、いちど言葉にしてみましょう。
この姿には、正解も不正解もありません。
誰かの理想じゃなく、**“あなたの中にある丁寧さ”**を見つけていきましょう。
たとえば、こんな問いかけがヒントになります:
-
朝起きたときに、どんな気分で1日を始めたいですか?
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家の中のどんな瞬間に、ホッとしますか?
-
1日の中で「これだけは大切にしたい」と思う時間はいつですか?
これに答えていくことで、あなたにとっての丁寧な暮らしが少しずつ形になります。
② 特徴リストから“合うものを1つ”だけ選ぼう!
丁寧な暮らしの特徴はたくさんあります。
でも、それを全部やろうとする必要はありません。
大事なのは、「今の自分」に合うものをたった1つだけ選ぶこと。
私自身は、
「暮らしの中に、季節を感じる“余白”があると心が整う」
と感じたので、花を飾ることを選びました。
でも正直、花屋さんにこまめに通うのは難しくて……
だから私は、お花の定期便を利用しています。
お花の種類には詳しくないけれど、
「必ず届く」という安心感が、忙しい中でも私をホッとさせてくれます。
③ 自分に合った「マイルール」を決める
選んだ特徴を、無理なく日常に取り入れるためには、**「自分だけのルール」**を決めておくのがおすすめです。
私の場合は、
**「届いたお花は、必ずダイニングに飾る」**というルールにしています。
それだけでも十分なんですが、
飾ったお花を見ながら子どもたちと「これ綺麗だね」と話す時間が生まれました。
ある日、「お花の水、替えておいたよ」と声をかけてくれたとき、
「丁寧な暮らしって、こういうことかもしれない」と思ったんです。
自分に合ったマイルールは、暮らしを少しずつ整えてくれるだけでなく、
家族とのあたたかな時間も育ててくれるのかもしれません。
お花の定期便はポストに届くので、日中不在にしていても大丈夫✨
まとめ:本質を知れば、誰でも丁寧な暮らしができる
丁寧な暮らしに正解や完璧なんて必要ありません。
周りの評価やSNSのきらきらした暮らしではなく、
自分が「これでいい」と思える暮らしこそが、本当の丁寧な暮らしです。
そしてそれは、今日から、あなたにもできること。
ここでは、丁寧な暮らしを“自分らしく”続けていくためのヒントを、改めて3つにまとめてみました。
完璧を目指さず、できることから始めよう
「毎日ちゃんとやらなきゃ」「全部できてこそ丁寧」——
そう思ってしまうと、始める前に心が疲れてしまいますよね。
でも本当は、“できることをひとつ”始めるだけで十分なんです。
私が選んだのは「花のある暮らし」。
花の定期便を利用するようになってから、
「今日も届いてくれた」という小さな喜びが、
忙しい毎日の中にほっとできる時間をくれました。
毎日じゃなくてもいい、詳しくなくてもいい。
届いた花を飾るだけで、「私、ちょっと丁寧に暮らせたかも」と思えるんです。
“できる私”が、今日からはじまる
丁寧な暮らしって、だんだんと増えていくものだと思います。
最初はひとつのことだったのに、気づけばその周りが少しずつ整っていく。
たとえば花を飾るようになったことで、
「この辺りも片付けようかな」と思えたり、
「子どもと一緒にお花の話をする時間が増えた」り。
それってもう、十分すぎるくらい素敵な変化なんですよね。
「私、できてるじゃん」
そう思えたなら、それを自信にして、そっと続けてみましょう!